2013年 08月 13日
ミュージック! |
楽し過ぎるペン先の万年筆、ミュージックです。
もう四本も買ってしまいました…
何でなら、それが困った事に、各社、各グレード毎に調子が違う、面白い面白い。
この調子だと全ての種類で揃えそうな勢いですが、とりあえず
パイロットのカスタム74
セーラーのプロフィットのスタンダードとプロフェッショナルギアのモザイク
プラチナは♯3776センチュリーです。
短期間にこの散財、ボーナスまでの余裕がなくなっても止む無しと覚悟の上、ノートをゴリゴリと染めているトコロですが、とりあえずモザイクが高かったので、暫くは沈黙です、まだ八月かぁ…。
そんなこんなで私的な感想ですが…
○パイロット
カスタム74としては、ちょっと高くなるミュージックニブ、でもその価値はあります。
バランス型なのに尻に向かって細くなるわけでもない鈍臭いデザインですけど、キャップを付けないで持つにも好都合です、軽いです。クリップのデザインにはいつまでも馴染めません、が、書いている時には気になりませんね。
ペン先はお馴染み?のもの(大好き)で、ペンポイントが太くなる分先も太く、切り割が二本入るのですが、私に当たったこの子はエラくサイドが細く、グリグリ書いていると刷毛目の様な掠れが出る事もあります(平行に抜きが出来てないのだと思います)少々神経質かも。
基本的にはフローは抜群でインクの出る所が当たれば、力を掛けなくても書けるのですが、ミュージック独特のカクカクの先っちょ、書ける角度がシビアです。でも直ぐに手が覚えます、1番筆記量が多いでしょうか、かなり馴染んできた感じです、はじめはかなり手こずりました、当たりが悪かったのかな、でも楽しさの方が上回り、しばらくはフォルカン休業中。
ちょっと硬めの印象の74ですが、スリットのお陰か撓りも適当にあって柔らかい感じ、上記の様な先の様子からかこの中で1番シャープな線が出ます。
一番太く、一番細く書けます。
インクは色彩雫の月夜、切ない感じの色味で、インクを置いた時の色も、乾いてからの色も大好き、線の太さも相まって月夜が美しく切なく線に乗ります。インクの出方もさることながら欲しいだけインクの出る機構に感心します。
しかし!、ベスト型の方が好きなのと、もう一段大きくなるペン先のためにカスタムヘリテイジ912のMSも気になるところです、怖いです。
○セーラー
実は初セーラー。
今回の四本の中では一番細く軽い軸なのでは無いかと思いますので、ゆったり持ちたい方には持ちづらいかもしれません。
バランス型の中のバランス型と言った感じで、ベスト型スキーな私から見てもなかなか良いです。書く時にちゃんとキャップを付けてやれば細さも気にならない位です。
他の二社とは違い、切割一本で勝負するセーラーですが、全く問題は無いです。それはペン先の【研ぎ】と私の筆記角度が相性良いらしく、いつでもペンを置いたトコロにインクが広がる感じです、余程の当たりなのかフローもダクダク、気持ちよく書ける、その分、横線のシャープさは74に譲ります。線のノリは太目、後述のプロギアも同じ傾向ですが、先の『面』がそのまま出る感じです。
ペン先のデザインは旧型らしいのですが、シンプルで好みです。撓りは少な目ですが、硬い印象はありません、当たりがソフトで優しい感じです、プラチナに比べ、塊を当てている様な感じでしょうか。
インクは先日書いたブラウンを入れています、太字ながら濃く淡く、楽しいです、夏には少々暑苦しいかも。
蛇足になりますが。
国産ではパイロットを愛していますが、一万円ラインならプロフィットをオススメします、手のひらに合えばですけど。
まだ慣らし中のプロフェッショナルギアのモザイクというモデル。
ベスト型スキーの私はプロフェッショナルギアでミュージックニブが付くものを探しておりましたが、何処かのお店の限定品や海外向け、にしか付かない様で、見た目の綺麗さからモザイク軸を…。
恐る恐る通販したのですが、開封したら息を飲む程の綺麗な軸でした、ネットの画像とかよりも断然綺麗です、価格さえ問題で無ければ、これで揃えても…。
おっと、そうではなくてですね
軸自体は太目になるのでしょうか、自分の手には丁度良いです、ゆったり持って書ける感じがとてもイイ。
まだまだ慣らし中なので、インクは出るのに掠れガチです。
プロフィットより一回りは大きなペン先ですが、字幅的にはあまり変わりません、ペン先に心地よい弾力がありますが、ミュージックにしてはちょっとポイントが遠い感じ。上記のプロフィットよりも面の角がキッチリ出ます、恐らくは個体差かと思いますが。
その線は角のあるマジックで書いている様な楽しさです。
キャップのリングが太くなるのは変わり材質の宿命か、何か太すぎな気がします。
しかしながら同スタンダードモデルが二本半買えるお値段、軸の美しさが無ければ踏み止まったかもしれないです。
○プラチナ
コレが素晴らしいです。
文字にはコレが最適?かと思います。
見た目のアレから敬遠してたプラチナですが、書いてみればナルホドです。
パイロットの様な過激さは無く、紙に当たる感じが最もソフトで、最も撓らないのがプラチナ。丁寧な切り割にキチンとハート穴があり、他社よりも丸い感じのペン先です。
その薄さからか、かなり寝かし込んだトコロで均一な太字になります、少し角度を上げたいのですが、無駄に調子が狂うと嫌なので、個体の性格に慣れる様にしようと思っています。
コンバータを買っていなく、カートリッジで使っていますが、どうもあの玉の転がる音が気になって…(笑)
それとスリップシール機構のせいなのか首軸にある段差が気になっていたのですが、楽しさのあまり気にならなくなりました、コレのお陰で乾きにくいというのなら止む無しでしょうか?
ミュージックは使ってみたいけど、文字を書く事が優先ならばコレが良いです、自分の中では。
今年の暑中見舞いは宛名をプロギア、文面はセンチュリーと74で書きました、太字でサラサラと書くと、たくさん書かなくて良いので助かります^_^
こんなにハマるとは思わなかったミュージックですが、今のトコロ後悔は財布の中だけです、年末に買う予定の一本で今年も終わり…のはずです。
さて、今日も書こうかねぇ。
もう四本も買ってしまいました…
何でなら、それが困った事に、各社、各グレード毎に調子が違う、面白い面白い。
この調子だと全ての種類で揃えそうな勢いですが、とりあえず
パイロットのカスタム74
セーラーのプロフィットのスタンダードとプロフェッショナルギアのモザイク
プラチナは♯3776センチュリーです。
短期間にこの散財、ボーナスまでの余裕がなくなっても止む無しと覚悟の上、ノートをゴリゴリと染めているトコロですが、とりあえずモザイクが高かったので、暫くは沈黙です、まだ八月かぁ…。
そんなこんなで私的な感想ですが…
○パイロット
カスタム74としては、ちょっと高くなるミュージックニブ、でもその価値はあります。
バランス型なのに尻に向かって細くなるわけでもない鈍臭いデザインですけど、キャップを付けないで持つにも好都合です、軽いです。クリップのデザインにはいつまでも馴染めません、が、書いている時には気になりませんね。
ペン先はお馴染み?のもの(大好き)で、ペンポイントが太くなる分先も太く、切り割が二本入るのですが、私に当たったこの子はエラくサイドが細く、グリグリ書いていると刷毛目の様な掠れが出る事もあります(平行に抜きが出来てないのだと思います)少々神経質かも。
基本的にはフローは抜群でインクの出る所が当たれば、力を掛けなくても書けるのですが、ミュージック独特のカクカクの先っちょ、書ける角度がシビアです。でも直ぐに手が覚えます、1番筆記量が多いでしょうか、かなり馴染んできた感じです、はじめはかなり手こずりました、当たりが悪かったのかな、でも楽しさの方が上回り、しばらくはフォルカン休業中。
ちょっと硬めの印象の74ですが、スリットのお陰か撓りも適当にあって柔らかい感じ、上記の様な先の様子からかこの中で1番シャープな線が出ます。
一番太く、一番細く書けます。
インクは色彩雫の月夜、切ない感じの色味で、インクを置いた時の色も、乾いてからの色も大好き、線の太さも相まって月夜が美しく切なく線に乗ります。インクの出方もさることながら欲しいだけインクの出る機構に感心します。
しかし!、ベスト型の方が好きなのと、もう一段大きくなるペン先のためにカスタムヘリテイジ912のMSも気になるところです、怖いです。
○セーラー
実は初セーラー。
今回の四本の中では一番細く軽い軸なのでは無いかと思いますので、ゆったり持ちたい方には持ちづらいかもしれません。
バランス型の中のバランス型と言った感じで、ベスト型スキーな私から見てもなかなか良いです。書く時にちゃんとキャップを付けてやれば細さも気にならない位です。
他の二社とは違い、切割一本で勝負するセーラーですが、全く問題は無いです。それはペン先の【研ぎ】と私の筆記角度が相性良いらしく、いつでもペンを置いたトコロにインクが広がる感じです、余程の当たりなのかフローもダクダク、気持ちよく書ける、その分、横線のシャープさは74に譲ります。線のノリは太目、後述のプロギアも同じ傾向ですが、先の『面』がそのまま出る感じです。
ペン先のデザインは旧型らしいのですが、シンプルで好みです。撓りは少な目ですが、硬い印象はありません、当たりがソフトで優しい感じです、プラチナに比べ、塊を当てている様な感じでしょうか。
インクは先日書いたブラウンを入れています、太字ながら濃く淡く、楽しいです、夏には少々暑苦しいかも。
蛇足になりますが。
国産ではパイロットを愛していますが、一万円ラインならプロフィットをオススメします、手のひらに合えばですけど。
まだ慣らし中のプロフェッショナルギアのモザイクというモデル。
ベスト型スキーの私はプロフェッショナルギアでミュージックニブが付くものを探しておりましたが、何処かのお店の限定品や海外向け、にしか付かない様で、見た目の綺麗さからモザイク軸を…。
恐る恐る通販したのですが、開封したら息を飲む程の綺麗な軸でした、ネットの画像とかよりも断然綺麗です、価格さえ問題で無ければ、これで揃えても…。
おっと、そうではなくてですね
軸自体は太目になるのでしょうか、自分の手には丁度良いです、ゆったり持って書ける感じがとてもイイ。
まだまだ慣らし中なので、インクは出るのに掠れガチです。
プロフィットより一回りは大きなペン先ですが、字幅的にはあまり変わりません、ペン先に心地よい弾力がありますが、ミュージックにしてはちょっとポイントが遠い感じ。上記のプロフィットよりも面の角がキッチリ出ます、恐らくは個体差かと思いますが。
その線は角のあるマジックで書いている様な楽しさです。
キャップのリングが太くなるのは変わり材質の宿命か、何か太すぎな気がします。
しかしながら同スタンダードモデルが二本半買えるお値段、軸の美しさが無ければ踏み止まったかもしれないです。
○プラチナ
コレが素晴らしいです。
文字にはコレが最適?かと思います。
見た目のアレから敬遠してたプラチナですが、書いてみればナルホドです。
パイロットの様な過激さは無く、紙に当たる感じが最もソフトで、最も撓らないのがプラチナ。丁寧な切り割にキチンとハート穴があり、他社よりも丸い感じのペン先です。
その薄さからか、かなり寝かし込んだトコロで均一な太字になります、少し角度を上げたいのですが、無駄に調子が狂うと嫌なので、個体の性格に慣れる様にしようと思っています。
コンバータを買っていなく、カートリッジで使っていますが、どうもあの玉の転がる音が気になって…(笑)
それとスリップシール機構のせいなのか首軸にある段差が気になっていたのですが、楽しさのあまり気にならなくなりました、コレのお陰で乾きにくいというのなら止む無しでしょうか?
ミュージックは使ってみたいけど、文字を書く事が優先ならばコレが良いです、自分の中では。
今年の暑中見舞いは宛名をプロギア、文面はセンチュリーと74で書きました、太字でサラサラと書くと、たくさん書かなくて良いので助かります^_^
こんなにハマるとは思わなかったミュージックですが、今のトコロ後悔は財布の中だけです、年末に買う予定の一本で今年も終わり…のはずです。
さて、今日も書こうかねぇ。
by kinggecko
| 2013-08-13 16:56